擁壁解体からの駐車場増設工事1

☆｡,:･ﾟこんばんは、創園舎の周防寿一ですﾟ･:,｡☆

今回は西宮市に位置するM様御邸宅の外構工事について紹介させていただきます
十数年前に計画された大規模な造成地の一角にお住まいのM様。
M様のご要望は「前面の駐車スペースの拡大とそれに伴う樹々の撤去」でした。

  
これらは工事前の写真です。さぁ、どのような外構計画が完成しますでしょうか

M様のご要望はとてもシンプルですが、それをカタチにすることは難しくありました
その理由は2つあります。

①造成区域の擁壁は土圧をしっかり計算された上で造られており、それに変化を加える事で周囲の外構や建物に何らかの影響が発生する可能性が万が一でもあるかもしれないこと。
②擁壁は基礎が浅い場合や階段とともに一体化している場合があり、そもそも解体出来ない可能性があるから。

です。このため、計画前から設企業から造成当時の図面を頂き、構造を把握することが大切になりますそしてその企業と造成を認可した市の両方に相談と許可を取って初めて計画を開始することが出来ます。
①②の説明を経ずに簡単に擁壁解体の計画を立てることは論外ですが、
創園舎は①②の説明を経ずに不可能を前提として計画を進める事は致しません。
創園舎はプロ集団として、お客様の満足を最大化したプランをご提案したいと考えております

今回、私は現状構造の把握と関係各所と相談を徹底し、他社が組み込めずにいたお客様のご要望をカタチにさせていただきました