登龍門

こんばんは!
創園舎の知恵袋こと田口です。
今回はよく耳にする言葉『登龍門』についてお話しましょう。
この時期、綺麗な桜の花が春の訪れを感じさせてくれますが
京都は嵐山の『天龍寺』の桜も見頃です。
この見ごろの桜が笑っている手前に大きな池があります。
池の奥には古い石で滝が組みあげられています。
作庭者は室町時代の禅宗の高僧『夢窓疎石』と言われています。
この滝組は禅宗の教えを『庭』に表現しています。
その教えとは
中国の黄河の上流へ行くと一ヶ所川幅が狭くなっていて
そこに険しい滝があるそうです。
その滝を登れるのは鯉であって
一生懸命努力し
命がけで登りきった鯉だけが龍に変身し
天へ昇っていくそうです。
人間も苦労と努力を重ねなければ一人前になれない
という教えです。
苦労 努力をすれば、きっと報われるということでしょう。
「司法試験に合格するための登龍門」といった場合に使う
『登龍門』はここから来ています。
五月の空には
鯉のぼりが泳ぎます。
これは子供達(鯉)が大人になったら
出世して龍になってほしいという
親の願いがこめられています。
Taguchi
(2009/04/06の記事を再録しました)
投稿者: 田口 進
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