スタッフブログ

「極上コラム」プロローグ&ウッドデッキ

こんばんは、エクステリアとガーデンの創園舎です。今回は弊社顧問でもございます
田口 進先生のお庭コラムをお伝えしていきます。
ワンポイントの工夫が「極上」のお庭にする。その工夫にどう至るかを考察する「極上」コラム。まずは、田口先生よりの「極上コラム」・プロローグより・・・
エクステリア・造園での「損をした」「得をした」とはどのような時に思うのでしょう。
「安くついた」というのも得をした事実ですが「うまく考えられている」「使いやすい」
という得もあります。「安くついた」というのはその時の一時的なものですが、エクステリア・造園は何十年に渡って使うものですから長い目でみれば「うまく考えられている」「使いやすい」という得の方が上だと思います。
「安くついた」・「うまく考えられている」・「使いやすい」これらが一緒になれば最高ですね。これから、この「極上」を何回かにわたってお伝えしようと思います。


第1回目はウッドデッキに関しての解説です。
ウッドデッキといえばお庭で過ごすということを考えるときに一つのエクステリアアイテムです。「ウッドデッキを使う」ということは当然大切ですが、お庭全体の一つとして考えたときに、ウッドデッキがどのようにお庭の中にあるかという事も大切にしたい所です。
それでは、宜しくお願いします。
ではまず、こちらをご覧下さい。

上の図�はよくある使い方のウッドデッキです。使い勝手もごく普通ですが、「もの足りない」「変化がない」「楽しくない」という言葉が並びます。
そこで、下の図�のように、このウッドデッキの左先端を45度で斜めカットするとどうなるでしょう。
今迄の視線の奥行きがA地点の距離よりもB地点の距離の方が長くなりました。
そして、今迄どうにもならなかったこの庭の隅のゾーンがCゾーンとして重要な地位を占めるようになります。
今までは焦点がAになりがちでしたが、Bに移動させることで動きのあるお庭になります。
このCゾーンこそ奥行きのある絶好のポイントになり、お庭のフォーカルポイント(注視点)となり得るゾーンです。あとは、ベンチ・花台やデザイン塀などで飾ってあげると、よりお庭の一角として素敵になるでしょう。
このようにゾーンの工夫によりお庭は劇的に「極上」となるのです。

「単体として考えがちなウッドデッキをお庭の全体として捉える」という工夫ですね。
「ウッドデッキやテラスを考えているが、どのくらいの大きさにしようか?」とお考えの方は、ウッドデッキだけでなく「将来的にお庭をどのように使うか」を念頭に、今回の記事をご参考にしてみてはいかがでしょうか。

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